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フッ素塗料ってどうなの?メリット・デメリットと、外壁塗装の費用相場がカンタンにわかる方法を紹介

フッ素塗料ってどうなの?メリット・デメリットと、外壁塗装の費用相場がカンタンにわかる方法を紹介

近年の住宅用の塗料は、次の4種類が主に使われています。

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • フッ素塗料

そのなかでも、もっともグレードが高いのが「フッ素塗料」です。

フッ素塗料って、なんだろう?

このページでは、外壁塗装にフッ素塗料を使おうか悩んでいる方に向けて、フッ素塗料の基礎知識とメリット・デメリット塗装工事の費用相場がカンタンにわかる方法をご紹介します。

フッ素塗料の基礎知識とメリット・デメリット

さっそくフッ素塗料の基礎知識と、メリット・デメリットをご紹介します。

フッ素塗料の基礎知識

フッ素塗料とは、樹脂の主成分にフッ素を使用した塗料のことです。

フッ素塗料は、以下のような性能をもっています。

  • 高い耐久性と耐候性
    • 長期間風雨に晒されても、隙間をつくらず強固に家をガードします。
  • 親水性
    • 空気中のホコリや排ガスが塗膜に付着しても、雨で自然に汚れを落とす効果が期待できます。
  • 防藻性、防カビ性
    • 太陽の光があまりあたらない北面の壁や湿気がこもりやすい壁でも、藻やカビの発生を抑える効果があります。
  • 耐摩耗性
    • 塗膜の光沢保持力は優れており、光沢は20年でわずか10%しか減少しないといわれています。
  • 耐薬品性
    • 近年問題となっている酸性雨にも強い効果を発揮します。

このような性能に加えて、フッ素樹脂は、炭素とフッ素の結合が非常に強固なので、紫外線で破壊されにくいのが特徴です。

紫外線を受けても色あせや劣化の進行を抑えることができるので外壁のみならず屋根にも最適です。

このように、フッ素塗料は非常に耐久性の高い塗料なので、再塗装のスパンを長期間とることが可能。

結果として、メンテナンスコストを削減することができます。

フッ素塗料の耐用年数と価格相場

塗料の種類外壁の耐用年数価格相場
アクリル塗料5~7年1,400~1,600円/㎡
ウレタン塗料7~10年1,700円~2,200円/㎡
シリコン塗料10~15年2,200円~3,000円/㎡
フッ素塗料15~20年3,800円~4,800円/㎡

フッ素塗料のメリット・デメリット

フッ素塗料の3つのメリット

①耐用年数が長い

フッ素塗料は代表的な4樹脂グレード中、15年以上という最も長い耐用年数を誇ります。

価格こそ高価ですが、長期間でみた場合の塗り替えリフォームの回数が減るので、トータルコストで安く済む場合がほとんどです。

②メンテナンスコストが削減できる

耐用年数が長いことで、長期間でみた場合の塗り替え回数を少なくすることができ、トータルコストを抑えることが可能です。

③光沢が美しく、長持ちする

フッ素塗料は親水性を高めるため、ツヤあり塗料になっています。 

また、高い防護機能により、光沢のあるピカピカの外観が長持ちします。

フッ素塗料の3つのデメリット

①価格が高い

フッ素塗料は、数ある塗料の中でも高価な部類の塗料になります。

必然的に、初期費用はウレタン、シリコン塗料などと比べて高額になります。

②ツヤあり塗料しか選べない

フッ素塗料は、塗膜の親水性の高さにより、塗装するとピカピカな光沢のある仕上がりになります。

逆に言えば、ツヤあり塗料しか選べないので、マットな艶消し仕上げを希望する方には不向きです。

③塗膜が硬いため、ヒビ割れしやすい

フッ素塗料は、非常に耐久性の高い塗料である反面、他の塗装に比べて塗膜が硬いため伸びにくく、外壁のひび割れが発生すると塗膜も一緒に割れてしまうことがあります。

モルタル外壁などの動きのある素地へ塗装する場合、特に注意が必要です。

フッ素塗料がオススメな人と、そうでない人

フッ素塗料がオススメな人

  • 初期費用が高くなっても、トータルコストを節約したい方
  • 塗装予定の家に、長い年月住み続ける人
  • 光沢感のある外観に仕上げたい人
  • 広い家に住んでいる人

フッ素塗料は外壁のほか、最も風雨や紫外線の影響をうける屋根も適しています。

また劣化が早い雨樋・破風・軒天などの「付帯部分」にも適しています。

塗装予算が足らない時は、全体をシリコン塗装にして、劣化が激しい部分をフッ素で塗装することおすすめします。

フッ素塗料をオススメできない人

  • 小さい住宅の人
  • つや消しが好みの人
  • 近年中に家を退去・売却する人
  • 建物のイメージをころころ変えたい人

フッ素塗料は、人を選ぶ塗料です。

フッ素塗料の特徴をよく知って、費用と相談して使用するかどうか決めましょう。

他の塗料も調べてみる↓↓↓

塗装業者に見積りを依頼したり、塗料のことを聞くのは面倒?

塗装業者に依頼すると、工事の正しい費用や使う塗料のことは分かりますが、

  • 塗装屋に足を運ばなければいけない
  • 塗装屋に契約を迫られるかもしれない
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という煩わしさがあり、なかなか行動しづらいですよね。

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オススメ!外壁塗装一括見積りサイト3選


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